・ベアリングの歴史
 ピラミッドの建設のために、石を運ぶ姿を描いた古代エジプトの絵画には、石の下にころを置き、
引いて運んでいる絵があります。ベアリングの原点は、こうした古代の頃に既に使われていた、
重いものを軽く運ぶ為の知恵にあります。

  
  ピラミッドの壁画
                                            (想像図)

 現代のベアリングの基本的な原理・構造は、中世産業革命の時代に形作られました。下の絵は、レオナルド・ダ・ビンチが描いたベアリングのデッサン図と、それをもとに再現した模型です。





   15世紀、レオナルド・ダ・ヴィンチ考案         デッサン図を基に再現した玉軸受の模型
      の転がり軸受のデッサン図               


・ベアリングの原理
 ものを動かそうとするとそれを押しとどめようとする反対の力が働きます。この抵抗力は“摩擦力”と呼ばれ接触する二つの物体の間に発生し、ものの“重さ”に比例して大きくなります。それに対して、ものの下に玉などを入れると、その抵抗力が非常に小さくなる(軽く動く)ことは、皆さんも経験されていることでしょう。これがベアリングの原理です。